イオン水精製装置や他社製品との比較
イオン水精製装置
ランニングコスト、使用用途から見たイオン水のメリットをご紹介
イオン水発生機「除菌水」、「AL2000スーパー」、「快適浄水」、「AL2000DX」の性能を比較してみました。
1日6時間使用として
1日6時間使用として
他社イオン機器一覧表
水、電気、その他の値段は、使用量・時期・使用環境によって変わります。
又、洗い物など使用条件によっても一概ではありませんが、一応目安として概算してみました。1日6時間野菜等食材の殺菌洗浄を行うと仮定します。
ランニングコスト比較表からわかること
塩素系殺菌剤などの薬品で、洗浄殺菌による衛生管理を行うと、その薬剤の使用量や単価でのコストは継続的に使用すると思った以上に高くなります。
又、衛生管理の対象によって濃度管理が必要なため、管理費用が必要となります。
電解次亜水の場合は水道水の感覚で使用できるというメリットがありますが、その殺菌のメカニズムは次亜塩素で殺菌するのと同じなため、基本的には塩素系殺菌剤と大きくは変わりません。
例えば、食材に使用した場合、必ず水でのすすぎが必要となるため用途によっては制限事項が多くなります。
又、添加物として食塩が必要なため当然管理費もかかりますのでこちらも思ったよりもコスト高となります。以上のことから、イオン水と比較すると主原料は水と空気のみで一切添加物の必要はありません。 又、一切管理の必要もありませんので管理費も不要です。さらに、水道水の感覚で使用できるため、作業をしながら同時に衛生管理が可能です。 また、ランニングコストを比較しても、1年間で多くの差が出るので機械搬入の際のイニシャルコストを考慮したとしても、長期的(1年~2年)に見た場合必ず総合的なコストダウンが可能となるのです。
それだけでなく、食材から調理器具、手洗いまで幅広く用途を選ばず衛生管理が可能であり、主原料は水と空気ですから、手荒れの心配も一切なく、排水も環境汚染の原因になりません
。しかも、イオン水は脱臭、脱色作用があるため殺菌同時に食材のいやな臭いやヌメリも取り除きます。従って、ランニングコストが安いだけでなくほかにも多くの付加価値があるので、総合的な衛生管理だけでなく総合的コストダウンまでも可能です!
ランニングコスト比較表
問題点
使用される主な薬剤の問題点です。
イオン水
残留性がない反面、殺菌効果が持続しない。又、水温が35℃以上では使用効果が得られない。
電解次亜水
初期費用、ランニングコストが高い。必ず食塩を添加する必要があるため管理が必要。又、次亜塩素を溶存させるため用途に制限があり、刺激が強い。
強酸性水
基本的には次亜塩素が溶存するため用途が制限される。又、pH値が低い(pH2~3)ため非常に刺激が強く、生成量が少ないため実用的ではない。
塩素系殺菌剤
使用用途が限定されるため、用途によって使い分けが必要。又、現場で濃度管理が必要である。残留性が強いため人体や食材、環境には優しくない。単価コストが安くても断続して使用すると逆にコスト高となる。
アルコール
使用用途が限定され、大量使用できない。常時使用すると刺激があり手荒れの原因となる。又、継続して使用すると非常にコスト高となる。
各種殺菌剤:使用用途別比較表
イオン水 | 強酸性水 | 塩素系殺菌剤 | アルコール | |
---|---|---|---|---|
次亜塩素濃度 |
○ |
× |
△ |
○ |
殺菌効果 |
○ |
○ |
○ |
○ |
手肌の優しさ |
○ |
× |
× |
△ |
環境への影響 |
○ |
× |
× |
△ |
周辺機器への影響 |
○ |
× |
× |
○ |
食材のダメージ |
○ |
× |
× |
× |
使いやすさ |
○ |
△ |
× |
○ |
安全性 |
○ |
△ |
△ |
△ |
ランニングコスト |
○ |
× |
△ |
△ |
浄水効果 |
○ |
△ |
△ |
× |
用途の幅広さ |
○ |
△ |
△ |
△ |
鮮度保持効果 |
○ |
× |
× |
× |
日常メンテナンス |
なし |
あり |
あり |
あり |
各種殺菌剤:衛生商品比較表
イオン水(クリーンテコ) | 次亜塩素酸ナトリウム | 塩素系殺菌剤 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
水道代(1日) |
0.15円×(10リットル/分×60×4)=360円 |
0.15円×(10リットル/分×60×4)=360円 |
溜め水0.15円×(150リットル×4)=90円 |
||||
電気代(1日) |
0.023円×(40w/h×4)=3.68円 |
0.023円×(250w/h×4)=23円 |
なし |
||||
薬剤費(1日) |
なし |
添加物としての食塩 |
1000円×(150リットル÷500)/1回×4 |
||||
管理費(1日) |
なし |
添加物等管理が必要 |
濃度管理が必要 |
||||
合計 |
1日 |
363.68円 |
1492円 |
1900円 |
|||
1ヶ月 |
9092円(25日) |
37300円(25日) |
47500円(25日) |
||||
1年 |
109104円 |
447600円 |
570000円 |
各種殺菌剤:機能水比較表
イオン水 | 強酸性水 | 塩素系殺菌剤 | アルコール | |
---|---|---|---|---|
手指の殺菌 |
○ |
× |
× |
○ |
食材の殺菌 |
○ |
× |
× |
× |
調理器具の殺菌 |
○ |
○ |
○ |
○ |
調理機械の殺菌 |
○ |
× |
× |
○ |
床の殺菌 |
○ |
○ |
○ |
× |
イオン水の手洗いへの利用効果
給食施設におけるイオン水の利用範囲は、広範囲に利用され、食中毒対策(院内感染対策、等)に極めて有効です。
- 手指
- 生食材
- 側溝・床
イオン水の手洗いへの利用メリット
ご家庭から給食施設、飲食店などあらゆる場所で利用可能なイオン水。利用メリットもたくさんあります。
- 低濃度使用での効果大
- 食中毒菌への効果大
- 皮膚の保護(残留薬品を剥離除去・ph中性)
- 食品添加物(食品安全性)
- 残留しない(人体・食品・環境安全性)
- 手洗1次給水の殺菌(浄水槽・配管からの感染対策)
- 代替薬品(アルコール・塩素他、薬品使用量削減)
- 脱臭作用(硫黄/窒素化合物・アルデヒド他)
- 配水管浄化(細菌・カビ菌・ウイルス殺菌、脱臭)
- 殺菌相乗効果(他の殺菌剤との併用可)
- 火傷・切傷・うがい(イソジン他切替)
- 漂白作用(タオル・部品類)